2017年01月10日
良い賃貸管理会社の見分け方とは?
不動産投資成功のポイントの1つは良い賃貸管理会社を選ぶことです。
しかし、一口に賃貸管理会社といっても世の中には様々なタイプの管理会社が存在します。
こちらでは賃貸管理会社のタイプやどのような会社を選べばよいか等について説明します。
賃貸管理会社を大きく分けると、以下のようになります。
①賃貸管理専業の会社
会社の売り上げの大半が賃貸管理業から得られるフィーで占められている会社です。
入居者の募集から賃貸借契約代行、入居中のクレーム対応、家賃の集金、
滞納時の督促、退去時の敷金の精算や原状回復業務といった業務を主に行います。
*最近は家賃の集金と督促を、保証会社にまかせている会社が多いです。
大家が支払う賃貸管理フィーが主な収入源であるため常に大家の方を見て仕事をしています。
②仲介系の賃貸管理会社
あくまで本業は賃貸仲介業で、少数の賃貸物件を管理している会社です。
管理とは言っても空室の客付や契約期間管理だけというところが多
管理専業会社と比べて賃貸管理ノウハウに乏しいのが現状です。
また、本業が仲介ですので、広告に掲載したり来店されたお客様に勧める物件は、
「決まりやすい物件」になりがち。
「仲介が本業」=「すぐに入居者を見つけてくれる」
とはなりません。
③ハウスメーカー系の管理会社
ハウスメーカーが建てた物件を管理する会社です。
建築から管理まで一気通貫で任せられるため、
一見すると大家にとって良さそうです。
親会社であるハウスメーカーが査定した賃料であるため、
子会社の賃貸管理会社はその賃料で入居者を見つけてくれそうな気がします。
が、ハウスメーカーと管理会社は関連会社とはいえあくまで別会社。
ハウスメーカーは賃貸住宅を建てるのが目的ですので、
建築後のことまで保証してくれません。
賃貸経営を成功させる上でおすすめしたいのが①の賃貸管理専業の会社。
専業でやっているため、管理のノウハウが豊富です。
また、地域密着で長年事業を行なっていれば、
周辺エリアの家賃相場も熟知しているかと思いますので、
ご自身の物件を賃料査定してもらった場合、
入居者がすぐにつきやすい査定を行ってくれます。
最近は、賃貸管理専業の会社でも賃貸管理手数料を下げている会社がありますが、
こちらはおすすめしません。
賃貸管理手数料が安いということは、
管理業務のどこかでコストカットしているからです。
*清掃が弱い、共用部分のメンテナンス業務がイマイチ等。。。